top of page
2828970_m.jpg

ココロの詩

Kokoro no Uta

​ココロの詩について

障がいや疾患、その他様々な原因で”生きづらさ”を感じている方々、その家族や友人、関係者による「ココロの詩」を募集いたします。今あたながみんなに”伝えたい気持ち””分かってほしい真実”を詩という形で募集します。今までの枠に囚われずどんな形式でも結構です。優秀作品はCD化も予定しています。みなさんの言葉・想いが多くの方に届きますように、ご応募をお待ちしております。

アンカー 5
第二回ココロの詩優秀作品発表 全5曲をオムニバズCD化へ-2020.8.3

第二回ココロの詩の作品募集(ケアステージHUG実行委員会 主催)は応募された作品を作詞家や作曲家、関係者で構成する選考委員会で検討した結果、以下3作品を優秀作品に決定いたしました。
 
「もういちど もういっかい」米山莉永(静岡県)
「うつむく人」広田ろい(長野県)
「シアワセ」新木紀江(東京都)

 
さらに選考委員会は昨年の第一回ココロの詩の応募作品から以下の2作品を選定し、今回の3作品と同時に歌曲として制作することも決定しました。
 
「生きる」新木紀江(東京都)
「Everlasting Journey」TechpanCreate(千葉県)

 
これら5作品は作曲化され、複数のプロのアーティストによるオムニバズCDとして今秋に発表予定です。

第二回ココロの詩のご協力に心より感謝申し上げます。


CDの詳細は以下のホームページからご確認ください。

 

■ケアステージHUG実行委員会

https://www.carestage.net/

アンカー 1
アンカー 2
アンカー 3
アンカー 4
ココロの詩の募集締切を延長いたします-2020.4.1

第二回ココロの詩募集につきましては、本来であれば2020年3月31日が応募締め切りですが、新型コロナウイルスの影響により審査委員会の延期などにより、選考が後ろ倒しになることに加え、この状況においての表現の発出の場としても提供したいとの考えから、5月31日まで締め切りを延長いたします。期日を意識して創作していただいた方には大変申し訳なく存じますが、事情をご理解いただければ幸甚でございます。今後も一人でも多くの方に詩作をご応募いただきたく、何卒よろしくお願いいたします。

“ケアステージHUG”第二回「ココロの詩」大募集-2019.12.1

【募集要項】
■募集資格
国籍・年齢不問。障がいや疾患の当事者をはじめ障がいや疾患にかかわる方、何らかの原因で社会に生きづらさを感じている方

■募集形式
未発表の詩作品、紙面の場合はA4判1枚以内
1000字以内で日本語もしくは英語を中心とした構成であること

■募集期間
2019年12月1日~2020年3月31日

■結果発表
2020年6月1日

■入賞作品
最優秀賞 CDとして商品化
優秀賞 粗品進呈
入賞作品は、「月刊歌の手帖」「季刊ケアメディア」にて作品を掲載します。
※審査の結果CD化に該当する作品がない場合もあります。また補作が入る場合もあります事をご了承ください。

■審査員
ケアに関わる専門家、共催関係者、作詞家らが担当します。

■応募方法
作品に氏名(ペンネーム可)、性別(LGBTの方はその旨お書きください)、年齢、住所、連絡先、e-mailアドレス、障がいや疾患との関わり、疾患の方は病名等(例1・疾患当事者、統合失調症、精神障害者手帳3級/ 例2・当事者家族、15歳のアスペルガー男子の母親、パート勤務)
ご自分のストーリーなどがある方は別紙にてお書きください。審査は詩作品のみを評価しますので、あくまでストーリーは参考にさせていただくものです。


以上明記の上、以下の方法でお送りください。

【郵送の場合】

〒359-0037 埼玉県所沢市くすのき台3-18-4 所沢KSビル3F
一般財団法人福祉教育支援協会 ケアメディア推進プロジェクト
「ココロの詩」係(締切日の消印有効)

【メールの場合】

メールの場合 件名を「ケアメディア詩作品応募」として、ワード形式の添付ファイルでお送りください。
メールアドレス:info@caremedia.link
問い合わせ:050-6865-6838(ケアメディア推進プロジェクト内)

■主催
ケアステージHUG実行委員会
プロジェクトURL http://www.carestage.net/

■共催
一般財団法人福祉教育支援協会/ケアメディア推進プロジェクト/エイフォースエンタテイメント/歌の手帖社

■後援
LPエデュケーション

20190716_01.jpg
ココロの詩最優秀作品「なりたい」リリース決定-2019.7.16

最優秀作品「なりたい」を歌手の逢川 まさき(あいかわ まさき)さんが歌うことが決定、16日にレコーディング開始しました。徳間クラウンより9月11日発売予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

逢川まさき プロフィール
幼い頃から歌が好きで学生時代NHKのど自慢に出演したことを機に全国のカラオケ大会やコンテストなどに参加するようになる。当時はR&B歌手になることが夢であった。名古屋で開催されたカラオケ大会を機に上京、5年が過ぎた頃、アルバイト先と自宅との行き帰りの日々が続き、都会の喧騒に飲まれ誰にも知られずに埋もれるような漠然とした不安が続いた中、中孝介さんの「花」という曲に出会い、強くなりたい、小さくても花を咲かせたいと勇気をもらった事。そして「あなたの声を聴いて、初めて生きていたいと思った」と言われた事に背中を押され、2008年日本クラウンよりデビューする。現在は心に届くメッセージを伝えたいと思いからジャンルにとらわれない音楽を届けている。
逢川まさき紹介URL:http://www.crownrecord.co.jp/artist/aikawa/whats.html

ケアステージHUG 第一回「ココロの詩」最優秀作品発表-2019.6.20

2018年11月から今年1月まで募集しておりました障がいや疾患、その他様々な原因で「生きづらさ」を感じている方々、その家族や友人、関係者による「ココロの詩」は多数の応募をいただきました。作詞家や作曲家らによる厳正な審査をした結果、大阪市の程島正幸さん作「なりたい」が最優秀作品に選定されました。以下優秀作品とともに発表いたします。

最優秀作品 「なりたい」 程島正幸(大阪市)


優秀作品 「ありがとうという薬」 静沢生(埼玉県) 
「挫折」 吐苦迷(東京都)
「ヒマワリ」 吐苦迷(東京都)
「葛藤」 名無し(東京都)
「生きる」 のんたん(東京都)

引地達也・ケアステージHUG実行委員会委員長の選評


第一回目となりました「ココロの詩」は予想を超える約200点の作品が寄せられました。精神疾患や各種障がいにより社会的支援が必要な方、生きづらさを感じている方、その方々の支援に携わる方々や家族や関係者の「ココロ」が表現された作品はすべて切実な思いを表現した力作ばかりで、審査を務めた作詞家や音楽関係者、編集者らを悩ませました。同時に、それぞれの世界観は作詞や歌の新たな可能性を引き出してくれそうで、今後も「ココロの詩」の募集は続けるべきだとの結論にも達しました。応募いただいた方みなさまに心より感謝申し上げます。

最優秀作品の「なりたい」は、スケールの大きい世界観の中で繊細な気持ちを表現した作品でした。どんな方にも口ずさんでいただける素敵なフレーズが織りなされていて、ポップスにも合唱にも対応できる言葉の数々にどんな曲になっていくのか、期待が膨らみます。

優秀作品の「ありがとうという薬」には苦しみと喜びを人間のサイズで描きながら「ありがとう」の言葉の深さを教えてくれます。「挫折」は疾患者特有の感覚の展開が秀逸で、「ヒマワリ」は過去を断ち切れない思いをヒマワリという希望に託す切実さが心に響いてきます。「葛藤」は「いい子でいたがるのはなぜ?」との問いかけが現代の普遍的なメッセージとして突き刺さってきました。「生きる」は、当たり前の「生」を疾患当事者の言葉だからこそ、感じる生きることの自覚が新鮮な感覚で綴られていました。

ここに挙げられなかった作品の中にも、紹介したい力作はまだまだあります。それらは技術で練り上げられたものではなく、自分のココロに向き合った方々の作品のような気がしています。それらの作品の数々が多くの人の目に触れてほしいと心から願うと同時に、私自身もその場が出来ないか、考えていきたいと思います。

優秀作品「なりたい」 程島正幸


花になりたいのです
生まれ変わったら こんどは


花になりたいのです
名前も知らない 野の花に


踏まれてもなお生きる 野の花に

鳥になりたいのです


生まれ変わったら こんどは
鳥になりたいのです


島を巡る 渡り鳥に
自由に羽ばたく 海鳥に

風になりたいのです
生まれ変わったら こんどは


風になりたいのです
綿毛を飛ばす 秋風に


潮の香(か)運ぶ 海風に

雲になりたいのです


生まれ変わったら こんどは
雲になりたいのです


同じ形のない あの雲に
風たなびく あの雲に

みんなと同じになりたいけれど
普通に生きたいだけなのだけど


生まれ変わったら 今度も
私は 私になりたいのです

失敗ばかりの人生だけど
無駄ばっかりの人生だけど


生まれ変わったら こんども
あなたの子供で 在りたいのです

最優秀作品「なりたい」作者、程島正幸さんのコメント


私は双極性障害の冬季うつ病ですが、この作品は冬の時期の状態の悪い時に書きました。子供のころにいじめにあって友達がおらず、休み時間のたびに学校の図書館で本を読んで過ごしていたのが詩を作るのに役立っているかもしれません。頑固な母親との不和で家を飛び出し、炊き出しのごはんでしのぎながら、公園で暮らした時期もありましたが、今は自立支援センターでの共同生活を経て、一人暮らしをしています。就労継続支援B型施設でパンを作っています。まだ母親とは和解はしていません。まだ自分に自信がないからですが、今度生まれ変わって同じような状況になったら、もっとうまくやれると思うんです。それを詩に書きました。
(インタビューの詳細はケアメディア2019年秋号に掲載いたします)


最優秀作品は歌曲としてCDリリースの予定です。ケアメディア次号で最優秀作品の作者へのインタビュー等を掲載予定です。
“ケアステージHUG”「ココロの詩」は本年末から来年にかけて第二回の募集を行う予定です。募集要項は「季刊ケアメディア」及び「歌の手帖社」ほか、掲載している公募関連の書籍やインターネットの情報をご覧ください。

主催 ケアステージHUG実行委員会
共催 一般財団法人福祉教育支援協会/ケアメディア推進プロジェクト/エイフォースエンタテイメント/歌の手帖社
後援 LPエデュケーション

bottom of page